一人暮らしの理想と現実

一人暮らしに憧れている私が、一人暮らしをしている人にその実態を聞いてみました。

私が思い描くキラキラした一人暮らしはできているのでしょうか??

 

【理想】

~食事~

・自炊をする  

朝はコーヒーをいれ、トーストを焼く。昼は中華、夜はライスカレー。

~時間~

・時間に縛られない  

時間の管理ができる、つまり時間に縛りがないので夜まで大学にいて、課題を終わらせる。その後しっかりと睡眠をとるが朝7時、8時には起き、その日の家事を朝のうちに終わらす。その後余りある時間で遊び、充実した1日を過ごす。

~部屋~

・部屋はきれい

整理整頓はしっかりしてあり、当然虫は出ない。観葉植物が置いてあり、写真映えするような洒落ている部屋。

 

【現実】

~食事~

自炊はできない。できたとしても電子レンジでレトルトや冷凍のものをチンするくらいが関の山。だいたいカップ麺やマクドのお世話になる。調理をするとなると、食材を使い切らないといけないし、生ゴミは出るし、調理器具を洗わなきゃいけなくなるしで面倒くさいのだ。だから時間も手間もお金もかかる自炊より早くて簡単で安いレトルトやカップ麺に頼ることになってしまうし、お金がある時でも外食に頼ってしまう。サイゼ最強。

~時間~

時間に縛られないがゆえに時間が有り余るようになり、その結果浪費するようになる。寝る時間も起きる時間も自分次第で決められるので生活習慣がおかしくなる。そして昼前に起床し、「でかけるかぁ→どこいこかぁ→めんどいな→日没」のような感じで過ごしてしまう1日が生まれる。そんな日は大概ベッドの上でYouTubeを見て過ごすことになる。

~部屋~

部屋は驚くほど汚い。マジで。恐ろしいほど。机の上はジャングルと化し、ベッドの端には衣服が散乱するようになる。こうなってしまうのは誰にも部屋を見られることがないので、掃除や整理をしようというインセンティブがないためである。1か月もすれば普通に生ゴミにショウジョウバエがたかるようになり、床にはGが出現するようになる。あまりゴミが出ないことからゴミを出すまでに時間が経過し、ゴミを出す頃にはゴミ箱の底の方のゴミが変わり果てた姿になっていることもしばしば。

 

優雅な一人暮らし生活を夢見ながら上京してきた者は瞬く間に見るも無残な生活に堕ちてしまった。人はここまで怠惰になることができるのか、あるいは自分がヤバいだけなのか。