最新VRゲーム機で遊ぼう!

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こんにちは、ゲーム大好きマンです! 今回は最新のVRゲーム機を手に入れたので遊んでみようと思います!

 

世間ではウィンブルドンで日本人選手が62年ぶりにベスト8に進出し、大盛り上がりですね! 悔しくもその後敗北し、ベスト4進出を逃しました。

 

そんな出来事を横目に、とあるゲーム機がひっそりと発売されました。皆様は「VR」というものをご存じでしょうか。「VR」は正称を「Virtual Reality」といい、コンピューターが創り出した仮想的な現実のことを指します。日本語では「仮想現実」なんて言葉で表現されたりしています。VR……一体どのようなものなのか、未知の世界に突入してみましょう。

 

今回紹介する最新ゲーム機はこちらです!

 

 

バーチャルボーイ(VIRTUAL BOY) 任天堂より 1995年7月21日発売

 

5年前に発売して今もなお人気を博している『スーパーファミコン』とは違って、異常な様相を呈しているのが分かると思います。これが最先端のゲーム機か!? ということを任天堂に見せつけられている気がします。黒のボディに赤が映えて美しい……! それでは早速触ってみましょう。

 

 

おお! 黒い画面と赤いLEDで表現された世界はまさにサイバー! 未来を感じます。これは今までになかったゲーム機ですね。ただ、長時間プレイしていると目が壊れてしまいそう。ゲームは1時間まで。高橋名人も言っていました。もちろん、ゲーム機だけでは意味がない……。そこで、今回やるゲームはこちら!

 

 

じゃーん!! 超名作『テトリス』早速遊んでみます!

 

うーん、赤と黒で目がチカチカして上手く組むことが出来ません。ただ、普段のテトリスよりもどことなく未来を感じます。写真じゃ分かりにくいですが、背景に浮かぶ星がこちら側に向かってきていて、立体感と宇宙感を感じます。おっと、そろそろ始めてから1時間が経過するので、ゲームを終わらせます。

 

いかがでしたか? VRという最先端技術を感じたいのであれば、ぜひ『バーチャルボーイ』の購入を検討してみて下さい!

 

「それは真のVRではない!」

 

突如、声が聞こえた。何もない場所から声が聞こえたのだ。ゲーム大好きマンは震え始めた。彼は恐怖したのである。何故なら、彼の家には彼以外誰もいないはずだから。部屋を見回す。クローゼットを開ける。彼は家のあらゆる場所を探した。だが、そこには人の影など一つも見当たらない。彼は安堵する。1時間もゲームをしたから疲れて空耳でも聞こえたのだろうと胸を撫で下ろす。

 

その瞬間、目の前の空間が捻じ曲がった。何もない空間に黒点が出現し、そこから人が現れた。体躯が良く、男性であることが伺える。歳は自分と同じくらいだろうか。どういうわけか、少しだけ涙ぐんでいるようだ。ゲーム大好きマンが呆気に取られていると、その男は口を開いた。

 

 

「それは真のVRではない。」

「ひとまず、これを体験してくれれば分かるだろう。」

男はバッグから白い機械一式を取り出した。

 

 

「これは……ゲーム機……? 」ゲーム大好きマンは男が誰であるかなんてどうでもよかった。ただ、目の前にある未知のゲーム機にだけ心を震わせていた。

 

「これは『PlayStation VR2』というVRゲーム機だ。」

「このゲーム機は2023年に発売される。」

「つまり、君は未来から来たということ? 」

「そう理解してもらって構わない。」

 

 PlayStation VR2 SONYより 2023年2月22日発売

 

未来から来た男はいそいそとゲーム機の準備をすると、白いゴーグルを被せてきた。目を開くと、そこにはまるで現実のような世界が広がっていた。

 

「これが……30年後のVR……! 」

「あなたには今から『HORIZON』というゲームをしてもらう。」

「『HORIZON』は3Dアクションゲームだ。」

 

『HORIZON』をプレイしてみると、技術の高さに驚かされた。なんと、目線をトラッキングして画面上のカーソルが動くのである。首を動かさなくて良いので何とも優しい設計。握って操作できるコントローラーで自分の手足のように動かせる。本当に主人公になったような感覚だ。さらに、このゲームでは弓を撃つ、崖を登る、物を掴むなどの様々な動きを体験できる。例えば、崖を登る際は、自身の手を動かして掴む動作をしなければならない。崖からの眺めは最高。ただ、下を見ると本当に落下してしまいそうで、少し恐怖を感じる。つまり、壮麗なグラフィックと共に、仮想現実を体験できる。まさに新世代のVRゲームといった感じだ。このゲームをプレイすることは、きっと何物にも代えられない体験となるだろう。

 

 

「そういえば、なぜ君は未来から自分のもとに? 」

「詳しくは言えない。」

「ただ、あなたは未来で『PlayStation VR2』の発売前に事故で亡くなった。」

「あなたは亡くなる直前まで発売を楽しみにしていたよ。」

そう言って、未来から来た男は帰っていった。

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