早稲田一人飲み

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久しぶり、DJボルサリーノです。みなさん一人飲みってしたことありますか。みんなで飲みに行くことはあっても、一人ではあまり行かないといった方多いですよね。

 

というわけで今回は、一人飲み初心者でも大丈夫! 私イチオシ居酒屋を紹介したいと思います!

 

 というわけで来たのはここ! 獣肉酒場! 米とサーカス 高田馬場店! 騙されたな、ポッター。ここは本格的なジビエ料理が食べられる、知る人ぞ知る有名店です。

 

早大生と言ったらワセメシ、ワセメシと言ったらジビエってよく言いますよね。実はここ、一人飲みのホットスポットとしても有名なんです(大嘘)。このお店でしか味わえない料理や酒の肴もあるので、ぜひ最後まで読んでみてください! それではジビエの世界へ、レッツラゴォ!

 

おっと、早くも入店する前に見つけてしまいました。みんな大好き昆虫自販機です!

 

 

 

中でもやはり人気だったのが、タガメサイダー。既に私が見たころには品切れでした。味はタガメの見た目からは見当もつかない、青リンゴ味だそうです。フルーティーだし、女子会にも映えそう!

 

店内に入る入口のすぐ横には、「獣出没注意」と書かれた看板があります。

 

 

いやぁ、いかにも楽しませてくれそうです! カラフルな扉を叩いて、いざ入店。

 

店内には、他のお店では見られない一癖も二癖もあるチラシがたくさん貼られていました。チラシもお見せしたかったんですけど、ちょっと良い子には見せられんなぁという内容の広告だったのでここには、あ゛げ゛ま゛せ゛ん゛! (日本総大将)

通常メニューはこんな感じです。

 

  

 

どれも美味しそうですねぇ!(白目)ちなみにここのお店、自家製の薬膳酒もウリらしくてかなり種類豊富でした。

 

 

高麗人参酒やグアバ酒などの普通の薬膳酒もありますが、やはりここに来て頼んでおきたいのは珍生物の薬膳酒です。スズメバチやサソリ、ゴキブリなどの昆虫から始まりハブやミミズ、冬虫夏草などの多種多様な珍しい薬膳酒があります。

 

そして、無視してはならないのが効用です。薬膳酒なのでどんな激ヤバ生物のお酒でもしっかりとした効用を持っています。例えば滋養効果や活力向上、中には更年期障害に効用があるものまで。名前だけで避けるのは惜しいくらい体に良いので、ここに来たらぜひ勇気を出して頼んでみましょう。

 

まぁかれこれお腹も空いたので、とりあえず店員さんにオススメを聞いて色々注文しました。ドキドキとワクワクとペコペコが止まりませんわ。

 

 はい、注文後まもなくお通しがやって来ました。これがお通しです。

 

 

 意外! それは雀の丸焼ッ! お通しから度肝を抜いてきますね。なんなら朝見かけたんでエグいほど複雑な気持ちです。

 

では、この世のすべての食材に感謝を込めて……いただきます!! 骨まで食えるとのことなので、一思いにかぶりつきます。う、うっめぇ……なぁ、小松! 想像の2倍ぐらい美味いです、雀。身はこんがりしてて食べやすく、食感もなかなか噛み応えがあります。雀のレバーももちろん丸焼きの中にあるので、めっちゃお酒に合いますねこれ。

 

続いてテーブルへと運ばれてきたのは薬膳酒なのですが……

 

 

これなんの薬膳酒か分かりますか。そう、正解は……海馬酒のお酒でした! タツノオトシゴです。

 

 

そういえばタツノオトシゴも先日サンシャイン水族館で泳いでいるところ見てきたんですけど、なんか今日はアルコールの中泳いでて草です。海馬酒の効用なんですが、まったく悩んでない活力向上と尿漏れでした。興味本位で頼んだので後悔はしてません。味は……行ってからのお楽しみということで。

 

次はウサギの唐揚げです。

 

 

普通に美味しい唐揚げだったんで割愛します。ごめんなさいね、唐揚げの話して何がおもろいの?(和田ア〇子)

 

次の料理なんですけど、これなんだと思いますか?

 

 

 

答えは鹿のおいなりさんです。食う前は大丈夫かよこれ……ってなってたんですけど、いざ食べてみると鶏皮みたいで想像よりもはるかに美味でした。柔らかいながらに弾力があって、大根とこんにゃくが一緒に煮込まれていたので、めっちゃ食べやすかったです。ただ私つい先月奈良公園で鹿いっぱい見てきたんで、おいなりさんで登場したときは若干心にきました。

 

最後の料理に移る前に、実はもう一杯飲み物を頼みました。

 

 

これお茶なんですけど何茶だと思いますか? 正解は糞茶です。トンスルです。まぁ糞って言っても蛾の幼虫の糞なんですけどね。味はといいますと、一口目はお茶なんですが奇妙な後味が後々迫ってくる感じです。強いて言うなら畳味ですね。でも、ジャパンを感じる趣深い味でしたよ。

 

さぁ、お待たせしました。最後の料理はみなさんお待ちかね、虫料理のお時間です。こちらが米とサーカス特製、6種の昆虫食べ比べセットです!

 

 

うっひょ~! (歓喜)提供される昆虫は季節によって異なるみたいなんですが、今日はイナゴ、カイコ、コオロギ、ミールワーム、タガメ、スズメバチの幼虫でした。どれから食おうか迷いますが、とりまスズメバチの幼虫からいってみましょう。

 

 

どうやら甘露煮に調理されているようです。

 

いただきまぁす! ヌッ……美味しいヤミー感謝感謝! またいっぱい食べたいな!(自主規制)ちゃんと美味しかったです。新食感の甘露煮といいましょうか。ご飯があれば何杯でもいけちゃいそうな品です、虫って意識しない限りは。ただ口に入れて噛んでいるとプチトマトみたいにプチュッと潰れるような感覚があるので、苦手な人はとことん無理かもしれません。

 

カイコ、イナゴ、コオロギは、特にこれといったクセが無く食べやすかったです。まさしく昆虫入門にうってつけの品だと思います。

 

イナゴに関しては食用になってる地域もありますしね。ミールワームはサクサクした食感で、食べてて楽しかったです。なにより、6種の中で抜きんでてクセが強かったのはタガメです。

 

 

 

可愛いね。タガメは冒頭の通りフルーティーな味がしましたが、後味がこれまた強烈なので好き嫌いはっきり分かれると思います。僕は好きだったんですけど、当分はいいなと思いました(笑)。間違いなくタガメは昆虫食論 上級に分類されますね。

 

 

紆余曲折しましたが、以上がジビエ料理論の概略です。

 

先入観で無理だと決めつけていたものも実は美味しくいただけるという可能性、そして命の尊さを見出せたことこそが今回最大の功績なのではないのでしょうか。なに? コンセプト変わってないかって? e-mileってたまにこういうのあるんですよ。気にしない気にしない。

 

次回のe-mileは、「ドキッ! ★ 総長だらけの恋愛争奪戦」を更新予定です。乞うご期待。

 

 

こちらはマイルストーン編集会が発行する『EXPO』119ページにも掲載されていますので、あわせてチェックしてみてください!

 

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