こんにちは。巨人ファンのレスリーです!
気がついたら2025年シーズンが終わっていました……。私の今シーズン現地観戦成績が8勝1敗だった一方で、今季の巨人は70勝69敗。私の見てきた圧倒的に強い巨人はなんだったのでしょうか。
今シーズンの成績はさておき、巨人ファンの方もそうでない方も東京ドームに行ってほしいので、大学生のお財布にも優しい座席を紹介していきます。
指定FC中央(3200〜3600円)・指定C中央(2200〜2500円)
指定FC、指定C、指定Dは4階にあるので、毛嫌いする人も多いかもしれません。しかし、グラウンド全体を見渡せるこれらの席は悪いものではありません。守備につく選手たちの位置を逐一確認することができるうえ、東京ドーム自慢の大きなバックスクリーンを同じ高さから感じることができます。
さらに、中央はとても良い! この席はホームベースの真上にあります。つまり、投手の球筋を全て見ることができるのです。

2024年CSファイナル第4戦より。投手の球筋を上から覗き込めることに加え、ビジョンの演出やスタジアムの盛り上がりを全て感じられる。
バッテリーの横からでは投手の球筋を見ることは難しく、球筋をしっかり見れるこの席は大変貴重です!
ライトスタンド(2300〜2600円)
日本のプロ野球で注目すべきはやはり応援ですよね。ファンが様々なコールや選手それぞれに与えられた応援歌を外野から選手達に浴びせる、この光景が日本のプロ野球を特徴付けています。東京ドームにおける応援の発生源がここ、ライトスタンドです。
ガチ勢ばかりで怖そう、と思っている人も多いかもしれません。しかし、そんなことはありません。東京ドームのライトスタンドは優しい雰囲気が漂っています。前向きに選手を応援しようと考えている人ばかりです。たくさんのグッズを持って推し活のようになっている方や若い女性達も多く見えます。
応援をリードする読売ジャイアンツ応援団にも注目です。メインリーダーを中心に応援団のみなさんが多くの旗やトランペットを抱えて集まっているライトスタンド中央の盛り上がりは目を見張るものがありますし、スタンド各地に散らばっているサブリーダーの方々も我々を鼓舞してくれます。

F19ブロックから試合前ノックの風景。外野手との距離が近いのはもちろんのこと、内野の球も意外と見える。
ライトスタンドでの観戦時は試合開始1時間前ぐらいに行きましょう。この時間帯は巨人の選手がノックをやっています。そして、ノック終了後には先発ピッチャーがライトでキャッチボールを始めます。続けて、スタメン発表が行われます。最終調整をする先発ピッチャーを横目にビジョンの演出を楽しみましょう。スタメン発表直後に当日のスタメン選手全員の応援歌を歌います。これが楽しい! やはり声を出すためにライトスタンドにいるのですからとことん応援をしましょう。応援歌を歌った後に目の前にいる先発ピッチャーへみんなでコールを送ります。もうすぐ試合が始まるぞ! とテンションが上がってくる時間帯です。

2025年9月30日。田中将大200勝達成試合より。席によってはバックスクリーン全体が見えるのも臨場感を上げるポイント。
指定D席(2000〜2200円)
立ち見を除けば東京ドーム最安の席ですが、意外と悪くないです。外野の近くの席になるので、声援が大きく聞こえたりビジョンが大きく見えたり、とても臨場感があります。また、グラウンドに対する座席の角度のつけ方がうまく、ピッチャー中心にグラウンドを正面に見ることができ、しっかり試合に集中することも可能です。

2025年5月1日。この写真はバックスクリーン全体が見えるよう、外野側を口角で撮影している。肉眼ではグラウンド全体をより近く見ることができる。
指定D席で特筆すべきは、3塁側は「キャンパスチケット」として販売がされていることです。キャンパスチケットは大学生向けに「GIANTSオフィシャルチケット」というWebサイトで発売され、1000円で3塁側指定D席に入れます。また、翌月以降に使用可能な「One More Game」も貰えます。つまり、1000円で2試合観戦することができるということです! 一般的な席の値段は上記のように2000円、3000円、いやそれ以上するのに、1試合500円とは……。おかしな価格設定ですね。さて、このキャンパスチケットの利用方法を解説していきたいと思います。
まず、チケット販売サイト「GIANTSオフィシャルチケット」から購入します。このサイトはGIANTS IDを発行すれば会費無料で利用することができます。早く売り切れるため発売日に注意しながら計画的に購入するようにしましょう。次に受け取りです。このチケットは当日チケット売り場で座席の指定を受けることになりますが、座席の指定を受けるための引換券を事前にコンビニで受け取る必要があります。購入と引換券の受け取りまでが事前準備です。
続いて試合当日、バックネット付近の当日チケット売り場に行きます。ここで引換券と学生証を提示すると席番号の書かれたチケットを受け取ることができます。キャンパスチケット用のブロックは事前に決定されており、このブロック内で先着順に前方の座席から割り当てているようです。少しでも前方の座席に行きたい場合は早めの到着を推奨します。

チケット売り場でもらえるチケット。
座席の指定を受けたら、通常のチケットと同様に指定されたゲート(三塁側指定Dは41ゲート)から入場すればOK。引き換え後にゲート外のグッズショップに行ったりドーム周辺を散策したりすることも可能です。あ、そうそう、この引き換え時に「One More Game」のためのシリアルコードの入ったチケットを貰えます。「One More Game」はここから指定していきます。

One More Game用のチケット。翌月の平日開催試合1試合の3塁側指定D席またはレフト巨人応援席をゲットできる。
続いて、One More Gameの引き換え方法を説明します。GIANTSオフィシャルチケットのサイト内にOne More Game用の特設ページがあります。通常の予約経路とは異なる専用の特設ページから予約する必要があることに注意が必要です。シリアルコードを入力すると対象月の試合選択画面に移るのでここから行きたい試合を選択します。3塁側指定D席かレフト巨人応援席か選べますので、声出し応援がしたい方は後者を選びましょう。ただ、こちらのレフト巨人応援席は勢いのある方が多いので少し注意が必要です。また、応援団の活動エリアはライトスタンドになるので、ライトスタンドの応援に合わせて各自声を出す形になることにも留意が必要です。しかし、盛り上がっていることに変わりはなく、声出しが好きな方には良い席だと考えます。

実際にこのチケットで入った巨人レフト応援席。左右に柱や天井があるため若干見切れるが、値段を考えれば上々。
終わりに
以上、大学生でも手が届く席を紹介してきました。東京ドームはイニング間の演出が多様で飽きさせない演出がたくさんです。どんな席でも試合を楽しめると思うので、ぜひ足を運んでほしいです!!
最後まで読んでくれてありがとうございました! レスリーが担当しました!

3回裏終了後のイベント「寿司レース」。キッズファンが寿司のコスチュームでかけっこをする。競馬感覚で盛り上がる。
