1年生は入学してから早4ヶ月である。高校時代とは比べ物にならないほどの自由を手に入れ、日々それを満喫しているに違いない。翻って2年生以上はどうか。1年生で様々なことを見聞きし、「悟り」を開いた人も少なからず多いであろう。本記事では大学生活におけるあれこれについて、マイル員へのアンケートをもとに1年生と2年生以上で比較してみようと思う。
○出席率
・1年
対面授業の場合は85〜100%の場合がほとんど。出席率は良いが、オンデマンドはほとんどの人が5割程度の視聴率という体たらく。YouTubeを見る暇があるならば授業を観よう。授業の初回切りなどもみられるが、非参入なのでヨシ!
・2年以上
語学の授業は出席率100%の人がほとんど。素晴らしい……。他の授業はどうだろうか?
中には試験100%であることから出席しない不届き者(法学部)もいる。彼らは試験のときに初めて本当の学生数を知ることができる。授業には出よう。
○昼食
・1年
「ワセメシ」に食べに行くという声がやはり一番多い。春学期でお気に入りのお店(特に油そばの店)が見つかり始めてきた様子。一方で、学食を利用したり家から弁当を持ってくるという声もちらほら。いずれにせよ、昼飯は食べることがマスト!
・2年以上
「ワセメシ」の声が多い一方で、学食やコンビニ飯で済ませるという声が1年生と比べて大きくなっている。中には、昼食を食べないという声も見られた。食の楽しみを追求するよりもタイパを重視する姿勢に、1年生と比べて学生生活が忙しくなったことが読みとることができるのではないだろうか。
○レポートにかける時間
・1年
やはりレポート作成に不慣れなこともあり、2000〜3000字レポートで6〜7時間、中には数日かかる場合も見られた。ただし人によっては2時間で片づくこともあるそうだ。
・2年以上
参考文献の探し方や「端折り方」を体得したのか、2000〜3000字程度のレポートであれば3〜4時間で書き上げられる場合が多かった。ただし実験系レポートとなると1年生と同様、数時間~数日かかる場合が多くなるようだ。
以上、1年生と2年生以上を比較してみたが読者諸君はどう思われただろうか。共感する部分や耳が痛い部分など、ご自身の過去を振り返る良い機会であったと思う。1年生もこれからの大学生活についてある程度の見通しがつくのではないか。無論大学生活をどう送るかは人それぞれであるから、本記事を通して色々考えてみるきっかけになれば幸いだ。