「それ(音楽)にどれだけ救われたことか 多分あなたは知らないな~♪」
どうもです、ライター2年のしとどと申します。
いきなり冒頭は歌詞から失礼しました。米津玄師の『メランコリーキッチン』という曲からの引用です、メロディも含めめちゃくちゃ良い曲なのでお暇があればぜひ。
さてさてこのマガジンはお気に入りのアルバムを9つ、「私を構成する 9 枚」と称して紹介するもののようで、早速私もやっていこうと思います。お付き合い下さい。
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米津玄師『BOOTLEG』
RADWIMPS『×と〇と罪と』
UNISON SQUARE GARDEN『MODE MOOD MODE』
ヨルシカ『負け犬にアンコールはいらない』
ずっと真夜中でいいのに。『ぐされ』
NEE『NEE』
Dios『CASTLE』
Chilli Beans.『Chilli Beans.』
aespa『MY WORLD』
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米津玄師『BOOTLEG』
自分が本格的に音楽に触れ始めたのはスマートフォンを持ち始めた 12~13 歳の頃で、ちょうどそのころ頭角を現し始めていたのが、『LOSER』でヒットを掴みかけていた米津玄師だったんですね。結果的にはその後『打上花火』や『Lemon』で全国区まで駆け上がりましたが、そんな彼の数ある名盤の中でも特に良い味を持っているのがこの 『BOOTLEG』だと思っています。J-POP の仕上がりにかなり近づけながらも、ボカロ時代から続く米津さん独特のセンスがかなり詰まっていて本当に LOVE な一枚です。
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RADWIMPS『×と〇と罪と』
米津さんの次にハマったのが、その彼自身も尊敬していたという RADWIMPS でした。 『君の名は。』で好きになった人が彼らの昔の音楽を聴くと、ドン引きするかもっと好きになるかの二択とも言われていましたが、自分は紛れもなく後者で、特にこのアルバムにはかなり影響を受けました。イチオシは5曲目の 『DARMA GRAND PRIX』で、特に C メロのドラムがブチイケてます。
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UNISON SQUARE GARDEN『MODE MOOD MODE』
ユニゾンとの出会いは、友達がカラオケで『シュガーソングとビターステップ』を歌っていたからという何の変哲もない理由で、ただそのあと個人的に聞いた『君の瞳に恋してない』がぶっ刺さって結構ハマりました。ライブだと曲もさながら、田渕さんのベースパフォーマンスすごいというかもはや面白い(笑)ので、気になったらそれも観てもらえると。
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ヨルシカ『負け犬にアンコールはいらない』
2010 年代の音楽シーンといえば、ネット発のアーティストが台頭してきたという印象を持つ方も多いのではないでしょうか。自分の世代はまさにそれで、CD ではなく YouTube を漁って聴いた曲の方が圧倒的に多かったりもします。
先ほどの米津さんもそうですが、このヨルシカも聞いた回数は本当に数知れずって感じです。
手ごろに聴ける音楽には諸刃の剣のような側面もありますが、自分はこういった音楽に育てられましたね。
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ずっと真夜中でいいのに。『ぐされ』
一個前でネット発をかなり肯定しましたが、それでもちょっとばかしこの音楽に抵抗を持っていたりもしました。その障壁を取っ払ってくれたのが、同じくネット発でブレイクしていたずっと真夜中でいいのに。で、このアルバム3曲目の『お勉強しといてよ』の音楽性が本当に本当に侮れないです。最近では恋リア番組の主題歌を担当したりと、ネット発の音楽が世間でもかなり受け入れられてきている気がします。まだまだアングラなイメージも抜けませんが、偏見を取っ払って一度この世界に飛び込んでみてほしいです。
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NEE『NEE』
ここからはちょっとクセ強めなネット発のアーティストを二組。まずは『不革命前夜』で爆発的なヒットを果たした四人組エキゾチックロックバンドの NEE。無名からの大ヒットを経験した彼らは、その後若干の停滞を挟みながらも一年後にフルアルバム 『NEE』を完成させ、リード曲の 『第一次世界』で再び復活します。最近では大型フェスも常連になってきていますし、さらなる飛躍に注目の集まるバンドです。
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Dios『CASTLE』
Dios を知らないという人でも、 「元ぼくりりのたなか」にはピンとくる方も多いのではないでしょうか。2019 年に人気絶頂だった音楽プロジェクト、ぼくのりりっくのぼうよみを突如として「辞職」した鬼才、たなかが新たに結成したバンドがこの Dios です。自分はぼくりりの方はあまり通っていなかったのですが、このバンドを聴くと彼が天才と言われている所以がわかります。本当に他にない音楽性で……まぁとにかく聴いてみてください。
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Chilli Beans.『Chilli Beans.』
ここまでネット発の魅力を熱弁してきましたが、最近はレーベルからのデビューでもインターネットでの活動を精力的に行っていますよね。そう言った意味で、ネット発ではないもののデジタルリリースをメインに活動してきたバンドをここで一組。Chilli Beans.と書いて「チリビーンズ」と読みます、そのまんまですね。彼女らはルーツこそ邦楽 POPS ですが、今の J-POP にも非常に迎合した音楽を作っており、今年の頭には Vaundy とのコラボ楽曲も発表するなどかなり将来が期待されているスリーピースです。直近では武道館が決まったりと、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでキてます。
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aespa『MY WORLD』
最後に全く毛色の違うアーティストの紹介を。
四人組です。メンバーの国籍は韓国2・日本1・中国1です。アイドルです。って違い過ぎやしませんか、でも好きなんですお許しあれ。前でネット発に抵抗を持っていたと書きましたが、同じようにアイドルにも少々の抵抗がありました。そんな自分が初めて心から応援したいと思ったグループがこの aespa です。グループのイメージは仮想世界がモチーフで、アー写や曲自体にも近未来的なものが感じ取れます。個人的には2曲目の「Spicy」がすごく染みすぎまして、映像込みで是非観てほしいです。
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好きな音楽にその人の性格が出るという実験結果もあるそうで、皆さんも 「私を構成する9枚」を考えてみると自分を改めて知るきっかけになるかもです。
以上になります、ライターのしとどでした!!